【携帯性最強】ビクトリノックス スイスカード|ビジネスシーンで意外と使えるカード型マルチツール
皆さんはマルチツールを使ったことがありますでしょうか?
一般的にマルチツールと言うと、このような製品を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

この手のマルチツールは、ナイフやペンチなど沢山のツールが詰め込まれているため、とても便利である反面、大きくて持ち歩きに不便といった欠点も存在します。
これらの欠点をスマートに解決してくれるのが、Victorinox(ビクトリノックス)から販売されている「スイスカード」です。
スイスカードは、名刺入れや財布にスッと入る薄さ4mmのカードサイズながら、ハサミやピンセットなどビジネスシーンでも役立つツールが詰め込まれていて、オフィスや出張先での”ちょっと困った瞬間“をスマートに解決してくれる優れもの。
この記事では、スイスカードとはどのようなツールなのか、その魅力についてご紹介いたします。
Victorinox(ビクトリノックス)ってどんなメーカー?|簡単にご紹介
引用先:ビクトリノックス(「マルチツール」カタログのご案内)
ビクトリノックスは1884年にスイスで創業された老舗のメーカーで、アーミーナイフの元祖として世界的にとても有名なメーカーです。
ビクトリノックスは主力製品のマルチツールをはじめ、キッチンナイフなどとても高品質な刃物やツールを製造・販売しています。
引用先:Amazon(ビクトリノックス ヘラクレス)
このようなマルチツールから、
引用先:Amazon(ビクトリノックス 三徳包丁)
包丁・ナイフ・ハサミなどのキッチン製品をたくさん手掛けています。
また、ビクトリノックスはこのような刃物類だけでなく、ビジネスシーンで活躍してくれる腕時計やビジネスバックも多く手掛けていて、
引用先:Amazon(ビクトリノックス I.N.O.X Automatic)
自社の金属加工の技術を活かした頑丈な腕時計を展開していたり、
引用先:Amazon(ビクトリノックス Spectra 3.0 エキスパン ダブルラージケース)
キャリーケースやブリーフケースなどのトラベルギアも豊富にラインナップされています。
このように、ビクトリノックスは私達の暮らしをさりげなく便利かつ快適にしてくれる、高品質なツールを提供しているメーカーなんです。

僕もビクトリノックスにはマルチツールや腕時計で日頃お世話になっています
スイスカードって何?|ビクトリノックスが生んだカード型マルチツール

日々の生活に役立つ高品質なツールを世に送り出しているビクトリノックス、それらのツールをクレジットカードサイズにぎゅっと凝縮し、実用性と携帯性を両立させたのが「スイスカード」という製品です。
スイスカードと一般的なクレジットカードのサイズを比較してみると次の通りです。
| クレジットカード | スイスカード | |
| 縦 | 53.98mm | 55mm |
| 横 | 85.60mm | 82mm |
| 厚み | 0.76mm | 4mm |
| 重さ | 約5g | 26g |
比べてみると、ほぼクレジットカードサイズだということが分かりますね。
マルチツールということもあり、厚みと重さは流石にクレジットカードより大きいですが、カードケースや財布に入れて持ち歩くことは十分可能です。
僕は小さい小銭入れサイズのポーチに入れて持ち歩いていますが、必要な時にサッと取り出せるこの携帯性がとても気に入っています。

カードケースにスッポリ入るこのサイズ感が良いね
現在スイスカードには、ツール構成の微妙な違いによっていくつか種類があり、好みのツール構成の製品を選択することができるようになっています。
どのようなラインナップがあるか見ていきましょう。
スイスカード クラシック
引用先:Amazon(ビクトリノックス スイスカード クラシック)
スイスカードの中で最もオードソックスなタイプの「スイスカード クラシック」です。
日常でよく使うツールが1枚のカードに収められた非常にバランスの良いモデルで、僕が日々愛用しているのもこのクラシックです。
どのモデルを買えばいいか悩んでいるのであれば、まずはこちらのモデルを検討してみると良いでしょう。

後で詳しくご紹介します
スイスカード ライト
引用先:Amazon(ビクトリノックス スイスカード ライト)
「スイスカード ライト」は「クラシック」からヤスリと爪楊枝を省く代わりに、多機能ドライバーとルーペとライトが追加されたモデルになっています。
より実用性を求めたツール構成が好みの方には刺さるモデルではないでしょうか。
スイスカード ネイルケア
引用先:Amazon(ビクトリノックス スイスカード ネイルケア)
「スイスカード ネイルケア」は、その名の通りネイルケアに役立つツールが入っているモデルで、他にもドライバーやハサミなど日常でよく使うツールも含まれています。
スマートカードウォレット
引用先:ビクトリノックス(スマードカードウォレット)
スマートカードウォレットは、クラシックのスイスカードに加えて、カードケースが付属しているというモデルになっています。
引用先:ビクトリノックス(スマードカードウォレット)
スイスカード本体とカードケースはゴムバンドで束ねられるようになっていて、カードを取り出すときもレバーを引くだけでスムーズにスライドさせることができます。
ゴムバンドにはお札を挟んで持ち歩くこともできるので、ちょっとした外出であればスマートフォンとスマートウォレットだけで完結させることも可能です。
荷物を出来るだけ減らしたいビジネスマンに最適なモデルではないでしょうか。

用途に合わせて自分に最適なモデルを選ぶことができるね
ビジネスシーンでも役に立つ|スイスカード クラシックのツール構成について

スイスカードクラシックは合計10の機能を搭載していて、どれもがビジネスシーンで使えるものばかりとなっています。
ツールの中には消耗品も含まれていますが、部品単体で購入して補充ができる点も魅力の1つとなっています。
どのようなツールがあるのか、スイスカード クラシックのツール構成を順番に見ていきましょう。
①スモールブレード(小刃)

スモールブレードは手のひらサイズの小さなナイフで、こんなに薄いのにビクトリノックス製ということもあって切れ味は抜群です。

僕は日々事務所へ送られてくる封筒の開封によく使用していますが、とても薄いので刃が入れやすく、綺麗に切り開くことができます。
他にも、段ボールのテープを切ったりと、何かと使い勝手のいいツールなので重宝しています。
②ハサミ

小さくてもよく切れる手のひらサイズのハサミです。

タグやラベルなどの切断から爪のカットまで、これ1本で様々な用途に幅広く使うことができます。
ビジネスシーンにおいてもハサミはよく使うツールなので、小型でサッと取り出せるスイスカードは非常に便利です。
なお、ハサミに使われている板状のバネは単品で入手も出来ますので、万が一バネが壊れてしまっても自分で修理することが可能となっています。

部品の入手性がいいのもビクトリノックスの魅力の1つですね
③爪ヤスリ、④マイナスドライバー

ハサミ等で切った爪を仕上げるための爪ヤスリです。
薄くて小さいヤスリですが、爪切りのヤスリと同様しっかりと爪を削ることができます。
ビジネスマンにとって爪の手入れは大事な身だしなみのひとつなので、わざわざ爪切りを持ち歩かなくても最低限のケアができる点は非常に便利です。
名刺交換や書類の受け渡しの時などは手元を見られることもありますし、現場仕事においても爪が邪魔になることだってありますので、爪のケアは仕事の効率化にも繋がります。
さらに、この爪ヤスリは先端が平べったい形状をしていて、公式ではマイナスドライバーとして使うことができるとうたわれています。

正直、マイナスドライバーとしてネジを回す用途にはあまり向いているとは言えませんが、隙間に差し込んでフタやカバーをこじ開けるなどの使い方には重宝します。
⑤つまようじ


“つまようじ”として使える樹脂素材のツールです。
先端がかなり薄く出来ていますので、もちろん歯の掃除用として使うこともできますし、その他の用途で使うことも可能です。

もちろん、つまようじ単品での購入もできますよ
⑥ピンセット

薄い板状のバネを貼り合わせた形状をしているピンセットです。
サイズは小さいですが、細かいものを掴むのに何かと便利に使えるほか、トゲなどを抜くための毛抜きとしても使うことができます。
僕は現場作業中に木や鉄のトゲが手に刺さることがたまにありますので、このピンセットにはいつも助けられています。
⑦ピン

小さい針のような形状のピンです。
このピンは、電子機器によくあるリセットボタンを押すときなどに丁度いいサイズ感です。

かなり小さいので無くしやすいのが欠点ですね。
⑧加圧ボールペン

ちょっと何か書きたいときに重宝する手のひらサイズの加圧ボールペンです。
普通のミニボールペンと違って、中からインクを圧力で押し出すタイプの加圧式ボールペンなので、書いていてもインクが途切れにくく、逆さまの状態でもスムーズに筆記できる特徴があります。

沢山の文字を書く用途には向きませんが、ちょっとしたメモ程度であれば便利に使える1本です。

長期間使っていなくても、インクが乾燥することなく書くことができますよ
⑨スケール(インチ)、⑩スケール(センチ)

ツールを収納しておくカードケース部分にもちょっとした機能が隠されています。
カードの裏には”インチ”目盛があり、表には”センチ”目盛が刻まれているので、大まかな長さの確認に使えるようにもなっています。
最近では出張先でも筆箱を持ち歩くことが少なくなってきましたので、定規が手元にないことが多いです。
そんなときスイスカードがあると、大きさを測るだけでなく資料に線を引くなどの用途にも活用できます。

スイスカード本体にも機能を持たせるところは抜け目ないですね
まとめ|スイスカードはビジネスシーンの”ちょっと”を助けてくれる万能ツール

以上、ビクトリノックスの「スイスカード」についてご紹介しました。
スイスカードはビジネスシーンの“ちょっと”困った場面で役に立つ、様々な道具が凝縮されている万能マルチツールです。
しかも、財布やカードケースに収納できるほどの薄さや携帯性を備えているなど、普段持ち歩く荷物を減らしたいビジネスマンにとってはうってつけの製品ではないでしょうか。
「マルチツールには興味があるけど、ゴツいのは目立つし持ち歩きにくい。。。」
そんな理由でマルチツールを敬遠していた方も、スイスカードであればスマートに持ち歩くことが可能です。
是非、”薄さ4mm”に詰まった便利ツールを試してみてください。






















