【出張便利グッズ】なべが買ってよかったもの・使ってよかったものをご紹介
今年もあと残すところあと3日ほどになってしまいましたね。
2023年を振り返ると、去年と同様色んなところへ出張に行きましたし、長期間ホテルに滞在することが比較的多い一年でした。
出張先の生活を少しでも快適にするために欠かせないのはやはり「出張便利グッズ」。今年は持っていくグッズをかなりグレードアップしたので、より便利かつ快適に出張生活が送れたと思います。
この記事では、そんな僕愛用の出張便利グッズを何点かご紹介します。出張の多い方の参考になるかと思いますので、是非チェックしてみてください。
出張には必須:モバイルバッテリー
現在のビジネスマンはパソコンやスマホなどのツールが欠かせません。これらは出張先での使用頻度が高い分バッテリー切れを起こすリスクが非常に高いです。
そんな時にあると安心なのがモバイルバッテリー。
いずれのモバイルバッテリーも、僕の出張には欠かせない1軍たちばかりです。
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)【アップグレード版】
Anker製のモバイルバッテリー「Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)」のアップグレード版です。
このモバイルバッテリーの特徴は何と言ってもMagSafe充電に対応しているところです。
この面をMagSafeに対応したiPhoneにくっつけるだけでケーブルを使わずに充電することができます。
容量は5,000mAhとあまり多いとは言えませんが、iPhoneのバッテリー残量が50〜60%ぐらいになった時の継ぎ足し充電用として最適なモバイルバッテリーです。日帰り出張であればこれ1台で十分事足ります。
このモバイルバッテリーはスタンド機能が付属していて、iPhoneを充電しながら動画視聴することも可能です。
更にパススルー充電にも対応しているので、充電器とUSB-Cケーブルで繋げばiPhoneとバッテリーを両方とも充電できるという利便性も兼ね備えています。
ちなみにアップグレード版ではない「Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)」についてはUSB-Cポートがバッテリーの下面にある為、スタンド機能を使うとUSB-Cケーブルが接続できないという欠点がありました。なので、ご購入の際はUSB-Cポートが側面に変更になったアップグレード版を選択されることをおすすめします。
もちろんバッテリーのUSB-Cポートに接続したUSB-Cケーブルで他の機器を充電することもできますよ。
CIO SMARTCOBY Pro CABLE C
「Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)」と同じぐらい欠かせないモバイルバッテリーがこの「CIO SMARTCOBY Pro CABLE C」です。
このモバイルバッテリーの特徴は、容量が10,000mAhと比較的大容量である点と、本体にUSB-Cケーブルが内蔵されているという点です。
このようにケーブルを簡単に引き出すことができるので、別でケーブルを持ち歩かなくても様々な機器を充電することが可能です。
内蔵ケーブルは取り外して別売りのlightningケーブルに交換することも可能なので、iPhone14以前のものを使われている方でも安心ですね。
バッテリー残量はデジタル表示でとても見やすく、USB-Cポートが1つ搭載されているので、内蔵ケーブルでスマホを充電しながらワイヤレスイヤホンも充電みたいな使い方ができます。
もちろんパススルー充電にも対応しています。
Anker 537 Power Bank
Ankerの超大容量モバイルバッテリーである「Anker 537 Power Bank」です。
このモバイルバッテリーの特徴は24,000mAhという超大容量であることに加えて、最大65Wの高出力に対応しているという点です。
なので、スマホやタブレットだけでなくノートパソコンの充電も難なくこなすことが可能です。
端子類はUSB-Cポート×2個とUSB-Aポート×1個を搭載しているので、使い勝手も問題ありません。
ただし、大容量ゆえにそれなりの大きさと重さ(500g)がある点は注意してください。
移動中に活躍:ワイヤレスイヤホン
出張中は仕事の時と同様もしくはそれ以上の時間を移動に費やします。
移動時間を快適に過ごすにはやはりワイヤレスイヤホンが欠かせません。
Anker Soundcore Liberty 4
最近入手して愛用しているのがAnkerから出ている完全ワイヤレスイヤホンである「Soundcore Liberty 4」です。
このイヤホンは価格が約¥15,000円程とお手頃にもかかわらず、欲しい機能が全部詰まった高機能イヤホンになります。搭載している機能をざっと挙げると
- 2つのダイナミックドライバーを搭載した高音質
- Anker独自技術のノイズキャンセリング
- イヤホンとケースで最大28時間の長時間再生
- 充電ケースは置くだけ充電に対応
- 2台同時接続のマルチポイント対応
- ヘルスモニタリング機能搭載
まさに全部盛りですね。
特にマルチポイントが便利で、プライベートのスマホで音楽を聴きながら会社ケータイの着信を受けられますし、ハンズフリーイヤホンの代わりとしても使えます。
ケースはスライド式とイヤホンが取り出しやすく、使い勝手の良さも文句なし。
プライベートと仕事両方で使える万能ワイヤレスイヤホンですね。
Apple AirPods Pro(第1世代)
ケースをしているのでパッと見何のイヤホンか分かりにくいですが、Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro(第1世代)」です。
AirPods Proは仕事が終わってもう会社ケータイが鳴らないという確信が持てたら使うイヤホンです。
AnkerのSoundcore Liberty4も抜群の使い勝手ですが、やはりAppleのスマホにはAppleのワイヤレスイヤホンですね。
音質は良いですし、ノイズキャンセリングの効きもまだまだ他のイヤホンに負けていません。
僕はイヤーピースを純正から「AZLA SednaEarfit Crystal for AirPods Pro」に変えて使っています。このイヤーピースは人間の体温で形状が変わってフィット感が増すという高機能なイヤーピースで、より快適な装着感を得ることができます。
やっぱりどうしても出張のお供に連れて行きたくなってしまうイヤホンですね。
PCの充電をより便利に:ACアダプタ変換グッズ
ノートパソコンの充電用ACアダプタを持ち歩かなくても済むよう揃えたアダプタとケーブルです。
これにAnkerの45W出力ができる充電器を組み合わせることで、純正のACアダプタを使わなくても充電ができるので非常に重宝しています。
詳しい内容は別の記事でご紹介していますので、そちらをご参照ください。
このような小銭入れサイズの小さなポーチに収納出来るので、持ち運びがとても便利になりました。
持ち歩き用の充電グッズたち
僕は持ち歩き用と泊まりの出張用と充電グッズを分けて使っています。
持ち歩き用の充電グッズは、無印良品製の「ナイロンコンパクトポーチ」という本来メイク道具収納用のポーチに全て入れています。
ある程度のマチがあるので、なかなか使いやすいポーチですよ。
それでは中身について一つ一つご紹介していきましょう。
Anker Nano Ⅱ 45W
Ankerの高性能USB充電器「Anker Nano Ⅱ 45W」です。
この充電器はその名の通り最大45Wの高出力が可能で、先にご紹介した「ACアダプタ変換グッズ」と組み合わせることで、VAIOなどのWindowsパソコンやMacBookを充電することができます。
45Wという出力のわりにサイズが小さいので、普段持ち歩いているポーチにもすっぽりと収まります。
パソコンだけでなくタブレットやスマホにも使える万能充電器です。
NanoⅡシリーズは他に30Wタイプと65Wタイプがあり、持ち歩くカバンの大きさなどに合わせて使い分けています。
ELECOM 4in1 USBケーブル
最近はUSB-C端子がすっかり主流になりましたが、まだ旧規格の端子を持つ機器は生き残っています。なるべくならUSB-Cケーブルだけを持ち歩きたいのですが、充電やデータ転送などでまだ旧規格のケーブルが必要な場合があります。
そんなときに重宝するのが「ELECOM 4in1 USBケーブル」です。
このケーブルの特徴は4in1というだけあって、1本で4役をこなすとても便利なケーブルです。
通常のUSB-C to USB-Cケーブルに加えて、USB-A端子とmicroUSB端子に変換できるアダプタが付いているので、これ1本で様々な端子の機器に対応が可能です。
通常のUSB-C to USB-Cケーブルとしてももちろん使えますが、
くっついている変換アダプタを取り付けるとUSB-A to microUSBケーブルになります。もちろん充電だけでなくデータ転送も可能です。
僕の仕事用パソコンであるVAIOにはUSB-Aポートしかないので、iPad Proと接続してデータ転送する場合に大活躍してくれています。
Anker 310 高耐久ナイロンUSB-Cケーブル(0.9m)
Anker製の高耐久ケーブルである「Anker 310 高耐久ナイロン USB-Cケーブル」です。
10,000回以上の屈曲に耐える耐久性や最大60Wの高出力対応など、基本性能が高いケーブルにも関わらず、価格が¥900円程と非常にリーズナブル。
とても使い勝手が良いのでおすすめですよ。
Apple純正 60W USB-C充電ケーブル
何かのApple製品に付属していたUSB-Cケーブルです。
細くて柔らかいので取り回しが良く、それでいて60W出力に対応しているのでタブレットだけでなくパソコン用としても使うことが可能です。
flebi Apple Watch対応充電器とlightningケーブル
flebiというブランドのApple Watch用充電器とlightning to USB-Cケーブルのセットです。
この充電器はlightning端子を備えており、lightningケーブルを接続することで充電器として機能するようになります。
もうほとんどlightningケーブルを使わなくなってしまったので、この充電器以外の機種をいろいろ検討してみました。
でも、結局持ち歩く時のコンパクトさはこのセットが一番でした。もうしばらくはお世話になりそうです。
泊まりの出張用充電グッズ
次は宿泊を伴う出張で持っていく充電グッズをご紹介します。
Anker PowerWave+ Magnetic Pad
Anker製のMagSafe用充電器「Anker PowerWave+ Magnetic Pad」です。
MagSafe充電に対応しているiPhoneを最大7.5Wで充電できるほか、Qi対応の製品であればiPhone以外でも充電ができます。なので、Anker Soundcore Liberty4もこれで充電が可能です。
充電器本体はアルミ製で安っぽくなく、iPhoneと直接ふれる面は布のような素材で出来ているので傷をつける心配もありません。
ケーブルは1.5mの長さがあるので、コンセントの位置が少し遠くても十分手元まで届きます。
接続端子はもちろんUSB-C端子です。
この充電器は出張用だけでなく、普段家でも毎日愛用しています。
Anker Nano Ⅱ 65W
Anker製の充電器である「Anker Nano Ⅱ 65W」です。
当初はこの充電器を使って会社用パソコンのVAIOを充電しようと思っていたのですが、45Wのもので十分だったためレギュラーから外れてしまった充電器です。
とはいえ、65Wという高出力にも関わらずサイズがとても小さいため、宿泊を伴う出張や旅行には積極的に持って行くようにしています。
Anker 735 Charger 65W
Ankerの高性能ラインナップである「GaNPrimeシリーズ」に属する充電器「Anker 735 Charger 65W」です。
この充電器はUSB-Cポート×2個・USB-Aポート×1個を搭載していて、合計65Wまで機器を複数充電できます。(真ん中のUSB-CポートとUSB-Aポートの2ポート同時利用の場合のみ合計最大24W)
CIOからほとんど同じスペックの「NovaPort TRIO 65W」という充電器が出ていて、前はそれを使っていました。
ただ、3ポート同時利用で充電しているとUSB-Aポートの挙動が安定しないという症状が発生したため使わなくなってしまいました。
「Anker 735 Charger」の場合はそのような不安定な挙動は発生しないので、出張先でも安心して使うことができます。
CIOよりも若干大きさと重さがありますが許容範囲ですね。
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W
超小型サイズの充電器「Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W」です。
こんなに小さいのに最大20W出力なので、iPhoneなどのスマホだけでなくiPadなどのタブレットも充電が可能です。
プラグを折りたためないのが唯一の欠点ですが、それでも45W以上の充電器と比べると圧倒的にコンパクトで携帯性は抜群。
小型軽量で使い勝手が非常に良いので、1つは持っておきたい充電器ですね。
種々のUSB-Cケーブルたち
CIO CtoC 1m シリコンケーブル
CIOのシリコン製USB-Cケーブルです。
うたい文句通り柔らかくて絡まないので、使い勝手は非常に良いケーブルですね。
PD100Wにも対応しているので、このケーブル1本でいろいろな機器を充電することができます。
気になる点を1つ挙げると、他のケーブルと比べて若干太めであることでしょうか。60W対応になっても構わないので、もう少し細ければ言うこと無しですね。
ELECOM USB-Cケーブル(PD60W対応)
ELECOMから出ている耐久仕様のUSB-CtoCケーブルです。
以前は同じシリーズでUSB-C to lightningケーブルを使っていましたが、iPhone15Proに機種変更してあまり使わなくなってしまったので、CtoCのタイプに買い換えました。
この鮮やかな赤色がお気に入りです。
Anker 310 高耐久ナイロンUSB-Cケーブル(1.8m)
持ち歩き用で使っている「Anker 310 高耐久ナイロンUSB-Cケーブル」の1.8mバージョンです。
安いわりに使い勝手がとても良いので長さ違いで所有しています。
microUSB フラットケーブル
大部分の機器の充電はUSB-Cに置き換わりましたが、会社用ガラケーとヘッドライトのバッテリがまだmicroUSB充電なので、念のため1本だけ持っています。
ホテルの中のWi-Fi環境:無線LAN中継器
ホテルでのインターネットを快適に使うには、Wi-Fi環境を整える必要があります。
より快適に使えるホテル用ルーターがないか色々探し回ったのですが、あまりの良いのが売られていませんでした。
そこで購入したのが「TP-Link RE305」無線LAN中継器です。
無線LAN中継器というと、通常は既存のWi-Fiの電波をより広範囲で使えるようにするために使用します。
このRE305も本来は中継器なのですが、「ブリッジモード機能」を使うことで無線LANのアクセスポイントとして使うことができます。
しかも2.4GHz帯と5GHz帯の電波を同時に使えるデュアルバンド対応で、最大通信速度は5GHz帯で867Mbpsと高速なデータ通信が可能です。
ビジネスホテルで使うには十分なスペックですね。
コンセントに直接指せば使えるので、別途給電用のケーブルも必要ありません。
LANケーブルは中継器の底面にLANポートがあるのでここに接続します。
無線LAN中継器としては比較的小型な部類ですが、ホテル用ルーターとして使うには若干サイズが大きくて持ち運びしにくいかもしれません。
ただ、通信速度や接続安定性はホテル用ルーターよりも良いので、間違いなくホテルでのインターネットは快適になりますよ。
※RE305は2023年12月現在ハードウェアバージョンV4が最新になります。
映画や動画の視聴を快適に:Chromecast
ビジネスホテルに滞在中はNetflixやYouTubeなどを見ながら過ごしている方も多いのではないでしょうか。
タブレットやスマートフォンで視聴するのも良いですが、やはりテレビの大画面で見る方が快適ですよね。
そこで役に立つのが「Chromecast With Google TV」です。
ビジネスホテルにあるテレビにChromecastを接続することで、YouTubeやNetflix、Prime VideoやHuluやDisney+などのコンテンツを大画面で視聴することが可能になります。
「Chromecast With Google TV」は解像度の違いによって「HDバージョン」と「4Kバージョン」が有り、使用環境や用途によって選択ができます。
僕は家で使うことも想定して「4Kバージョン」を購入しましたが、ビジネスホテルでしか使わないといった限定的な使い方であれば「HDバージョン」の方がコスパは良いです。
同じような機器で「Amazon Fire TV stick」などがありますので、あとは好みの問題かと思います。
ビジネスホテルによっては使えない(テレビが外部入力できないようになっている)場合があるので、注意してください。
便利グッズで出張を快適に
以上、2023年に買って・使ってよかった出張便利グッズたちのご紹介でした。
出張期間中は普段の行動範囲とは異なるエリアでの生活となるので、少しでも便利に快適に過ごしたいもの。
様々なグッズを駆使して2024年も出張を楽しんでいきましょう。
それでは来年度も宜しくお願いいたします。