【タッチタイピング初心者必見!】効率的な練習方法と上手くなるコツについて
現在のビジネスマンにとってタッチタイピングはとても重要なスキルの1つです。タッチタイピングができると文字入力のスピードが格段に上がるため、メールや書類作成などの仕事が効率的にこなせるようになります。
- 「タッチタイピングってどうやって練習するの?」
- 「早く打てるようになるコツって何?」
この記事ではこのような疑問を解決すべく、タッチタイピングが必ず出来るようになる練習方法やコツについて解説していきます。
タッチタイピングはコツさえつかめば、誰でも必ず出来るようになりますよ。
タッチタイピングとは?
タッチタイピングとは、キーボードを見ないで指の感覚だけで文字入力を行う技術のことを言います。
パソコンの画面や書類などキーボード以外のところを見ながら作業を行うので、文字入力の効率が格段に上がります。
昔は「ブラインドタッチ」と呼ばれていましたが、今では「タッチタイピング」という呼ばれ方が一般的となっています。
タッチタイピングはなぜローマ字入力なのか?
タッチタイピングは「かな入力」ではなく「ローマ字入力」が主流です。
ローマ字入力だと「か」の場合は「KA」、「さ」の場合だと「SA」という風に2文字入力しなければなりませんが、かな入力だと「か」も「さ」も1文字打てば入力ができます。
なので、一見かな入力の方が楽に速く打てるように思えますが、タッチタイピングではローマ字入力で打たれている方が大半です。
これはなぜかというと、かな入力よりもローマ字入力の方が使用する文字が少なくて済むからです。
ひらがなの文字数は全部で46文字ありますが、アルファベットは約半数の26文字しかありません。しかも、ローマ字入力の場合はこの26文字を全て使うわけではないので、入力する文字の種類がひらがなよりも断然少なくなります。
使用する文字の種類が少なければ手の動きのパターンも少なくなるので、かな入力よりもローマ字入力の方が有利というわけですね。
タッチタイピングの練習方法
タッチタイピングは繰り返し練習することが非常に重要です。
指(手)をキーボードの上に置く
まずは指をキーボード上の正しい位置に置くことから始めましょう。
左の人差し指をキーボードの「F」の位置、右の人差し指をキーボードの「J」の位置にそれぞれ置きます。
左右の人差し指を置くキーについては突起物が付いているので、指先の感覚だけで位置が分かるような工夫がキーボードになされています。
そして残りの指をそれぞれ次のキーの上に置きます。
- 左の中指をキーボードの「D」
- 左の薬指をキーボードの「S」
- 左の小指をキーボードの「A」
- 右の中指をキーボードの「K」
- 右の薬指をキーボードの「L」
- 右の小指をキーボードの「+れ」
以上がキーボード上に指を置く基本の位置になります。この位置のことを「ホームポジション」と言います。
タッチタイピングはこのホームポジションからスタートしてキー入力を行います。必ずホームポジションを意識してください。
それぞれの指の担当キーを知る
ホームポジションにそれぞれの指を置いたら、実際にキーボードを見てどの指でどのキーを押すのかを確認します。
タッチタイピングでは、それぞれの指がどのキーを押すのかが決まっています。それぞれの指には担当のキーが割り当てられている訳ですね。
上の図のように、人差し指は「緑色のキー」・中指は「黄色のキー」・薬指は「水色のキー」・小指が「ピンク色のキー」・親指が「黄緑色のキー」という役割分担です。
それぞれの指には担当のキーが決まっているということを認識しましょう。
キーボードを見ながら入力してみる
それでは実際に入力してみましょう。
最初はキーボードを見ながら、どの指でどのキーを押すのかを意識しながら入力していきます。
もちろんゆっくりで構いません。1文字ずつ確実に入力していくことが重要です。
タッチタイピングはローマ字入力が前提となりますので、基本となる母音(あ・い・う・え・お)から練習していきます。[A」・「I」・「U」・「E」・「O」の順番ですね。
文字入力は必ずこの母音と子音(K・S・T・N・H・M・Y・W)の組み合わせになります。まずは母音のキーが確実に押せるようになるまで繰り返し練習してください。
母音のキーがスムーズに押せるようになったら、か行・さ行・た行・・・の順番で使う指を意識しながら入力の練習をしましょう。
入力が終わったら指をホームポジションに戻すことも忘れず意識してくださいね。
句読点や記号も織り交ぜながら練習できればベストです。
キーボードを見ないで練習する
ある程度キーボードの位置と担当の指を覚えることが出来たら、いよいよキーボードを見ないで入力の練習をしていきます。
いきなりキーボードを見ないようにするのは難しいので、まずはキーボードの配置図を貼り付けたり横に置くなどして、キーボードではなく配置図を見ながら練習するという方法から始めるのが非常に効果的です。
配置図を見ながら入力していくと、頭の中でキーの位置をイメージしながら感覚で入力していけるので、タッチタイピング習得の非常によい練習になります。
配置図を見ながらある程度入力できるようになってきたら、いつの間にか何も見なくても文字入力ができるようになっていると思います。
最初はかなり疲れると思いますが、繰り返し練習していけば必ずできるようになります。
僕もこの方法でタッチタイピングを練習してマスターしました。
タイピングゲームで遊ぶ
ある程度タッチタイピングができるようになったら、練習がてらタイピングゲームで遊んでみるのがとてもおすすめです。
ネット上には無料でプレイできるタイピングゲームがたくさんあるので、検索して好みのゲームでいろいろ遊んでみてください。
タイピングゲームにはレベルが色々とありますので、ご自分の楽しめる範囲でレベルを決めてプレイしていきましょう。
楽しみながらタイピング練習をすれば上達も早いと思います。
仕事でもタッチタイピングを意識して
マスターしたタッチタイピングは仕事でも意識してどんどん活用していきましょう。
せっかく習得したタッチタイピングを仕事で使わないのは非常にもったいないです。日頃の仕事を効率化するためにも、身に付けたスキルを存分に活かしていってください。
実践的なタッチタイピングのコツについて
実践的なタッチタイピングにはいくつかコツがあります。
速さよりも正確さを意識する
ある程度タッチタイピングが上達してくると、人はついつい入力の速さを意識してしまいます。
特にタイピングゲームをプレイしていると、正確性よりも速さを追い求めてしまいがちです。
でも実践で重要なのは速さよりも正確性です。
いくら速く入力できても、バックスペースキーで都度消して打ち直すなど、入力効率はかなり落ちますし、それ以上の上達がなかなか見込めません。
間違えずに正確に入力することを優先しましょう。そうすれば段々間違えずに速く入力できるようになります。
全部のキーを無理してタッチタイプしない
タッチタイピングをどんなに練習しても苦手なキーや入力方法が必ず出てきます。
例えば記号や数字のキー・SHIFTを押しながらの入力などは特にタッチタイプではやりにくい部類に入るのではないでしょうか。
練習してもなかなか見ずに入力できないキーについては、無理せずキーボードを見ながら入力しても良いと思います。
タッチタイピングの大部分は日本語文字入力です。それさえ出来れば十分仕事の効率化が図れます。
打ちにくい記号は文字入力して変換する
「 【 】 」や「 ? 」や「 _ 」など、記号を文字入力して変換するという方法もあります。
例えば、「かっこ」と入力して「 【】 」に変換したり、「はてな」と入力して「 ? 」に変換したり、「あんだーばー」と入力して「 _ 」と変換するなどですね。
特に入力しにくい記号については、直接入力するよりも文字で入力して変換するほうが速い場合があります。
自分がやりやすくて、ストレスなく楽に入力できる方法を見つけてみてください。
打ちやすいポジションを見つける
基本のホームポジションは左手の人差し指が「F」のキー、右手の人差し指が「J」のキーとお伝えしましたが、もしご自分のスタイルにどうしても合わない場合は、それに縛られる必要はないと思います。
例えば、左手の人差し指を「G」のキーに置いて、右手の人差し指を「H」のキーに置く方が打ちやすいというような感じですね。
いろいろなポジションを試してみて、もし一番打ちやすいというポジションが見つかったら、その感性を大事にして練習してください。その方が上達が早いのではないでしょうか。
打ちやすいキーボードに変える
タッチタイピングが上達しにくい原因の1つに、打ちにくいキーボードを使っているという場合があります。
キーボードには人それぞれ使いやすい・使いにくいがあるので一概に「これ」と決めることはできませんが、普段使っているキーボードよりも別のキーボードの方が打ちやすいと感じたら、思い切ってキーボードを変えてみるのも1つの手です。
新しいキーボードを使うとテンションが上がり、タッチタイピングの練習がもっと楽しくなるかもしれませんね。
タッチタイピングで仕事の効率をあげよう
以上、タッチタイピングの練習方法とコツについてお伝えしました。
タッチタイピングができると、仕事の効率が向上し文字入力のストレスがかなり軽減されます。
タッチタイピングをマスターすると、メールの返信や書類作成だけでなく、リアルタイムでの議事録作成など応用の幅はかなり広がりますので、是非このスキルをご自分のものとしてください。
練習すれば必ずできるようになりますよ!