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【初心者でもできる!】タッチタイピングの練習方法と上達のコツについて

nabechang007

「タイピングが遅くて作業がはかどらない。。。」そんなお悩みがありませんか?

パソコンでの作業が当たり前になった現在、ビジネスマンにとってタッチタイピングは仕事の効率を上げるための必須スキルです。

タッチタイピングができると文字入力のスピードが格段に上がるため、メールや書類作成などの仕事が効率的にこなせるようになります。

でも、

Aさん
Aさん

タッチタイピングってどうやって練習するの?

Bさん
Bさん

早く打てるようになるコツって何?

このように迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者でも無理なく習得できるタッチタイピングの練習方法と、上達のためのコツをわかりやすく解説しますので、是非参考にしてみてください。

この記事で分かること
  • 初心者でも始められるタッチタイピングの練習方法
  • タッチタイピング上達のためのコツ
なべ
なべ

タッチタイピングはコツさえつかめば、誰でも必ず出来るようになりますよ。

タッチタイピングとは?

タッチタイピングとは、キーボードを見ないで指の感覚だけで文字入力を行う技術のことを言います。

パソコンの画面や書類などキーボード以外のところを見ながら作業を行うので、文字入力の効率が格段に上がります。

昔は「ブラインドタッチ」と呼ばれていましたが、今では「タッチタイピング」という呼ばれ方が一般的となっています。

なぜローマ字入力が主流なのか?

タッチタイピングは「かな入力」ではなく「ローマ字入力」が主流です。

ローマ字入力だと「か」の場合は「KA」、「さ」の場合だと「SA」という風に2文字入力しなければなりませんが、かな入力だと「か」も「さ」も1文字打てば入力ができます。

なので、一見かな入力の方が楽に速く打てるように思えますが、タッチタイピングではローマ字入力で打たれている方が大半です。

これはなぜかというと、かな入力よりもローマ字入力の方が使用する文字が少なくて済むからです。

ひらがなの文字数は全部で46文字ありますが、アルファベットは約半数の26文字しかありません。

しかも、ローマ字入力の場合はこの26文字を全て使うわけではないので、入力する文字の種類がひらがなよりも断然少なくなります。

使用する文字の種類が少なければ手の動きのパターンも少なくなるので、かな入力よりもローマ字入力の方が有利というわけですね。

タッチタイピングの練習ステップ

それではタッチタイピングの練習を始めていきましょう。

タッチタイピングの基本は「ホームポジション」

ホームポジションとは、各指を最初に置くべき位置のこと。まずはキーボード上の正しい位置に指を置くことから始めていきましょう。

最初は左の人差し指をキーボードの「」の位置、右の人差し指をキーボードの「」の位置にそれぞれ置きます。

「F」のキーと「J」のキーにはそれぞれ突起物が付いているので、指先の感覚だけで位置が分かるような工夫がキーボードになされています。

次に、残りの指をそれぞれ次のキーの上に置いていきます。

左手の指
  • 小指:「A」
  • 薬指:「S」
  • 中指:「D」
  • 人差し指:「F」
右手の指
  • 小指:「;」
  • 薬指:「L」
  • 中指:「K」
  • 人差し指:「J」

指を全て置くことができましたでしょうか?

これがタイピングを行う基本の位置、「ホームポジション」です。

この配置を常に意識することで、効率よくタイピングができるようになります。

ひでくん
ひでくん

タッチタイピングは常にホームポジションを意識しよう!

それぞれの指の担当キーを知ろう

ホームポジションにそれぞれの指を置いたら、実際にキーボードを見てどの指でどのキーを押すのかを確認します。

タッチタイピングでは、それぞれの指がどのキーを押すのかが決まっています。それぞれの指には担当のキーが割り当てられている訳ですね。

上の図のように、人差し指は「緑色のキー」・中指は「黄色のキー」・薬指は「水色のキー」・小指が「ピンク色のキー」・親指が「黄緑色のキー」という役割分担になっています。

なべ
なべ

担当の指を使ってキーを押すことを意識しましょう!

母音(あ・い・う・え・お)だけを打ってみよう

それでは実際に入力してみましょう。

最初はキーボードを見ながら、「A」・「I」・「U」・「E」・「O」のキーを打っていって、キーの位置を覚えるところから始めていきます。

どの指でどのキーを押すのかを意識しながら、何度も繰り返して指に感覚を覚えさせていきます。

もちろんゆっくりで構いません。1文字ずつ確実に入力していくことが重要です。

簡単な単語を打ってみよう

「あ・い・う・え・お」が打てるようになったら、次は子音(K・S・T・N・H・M・Y・W)を組み合わせて、簡単な単語を打つ練習をしていきます。

「いぬ」や「ねこ」など、短くて打ちやすい単語が良いですね。

ゆっくりで良いので、使う指を意識しながら少しずつキーの組合せに慣れていきましょう。

入力が終わったら指をホームポジションに戻すことも忘れず意識してくださいね。

文章を打ってみよう

短い単語を打つのになれてきたら、手元を見ながらで良いので打ちたい文章を少しずつ入力していきましょう。

句読点や記号も織り交ぜながら練習できればベストです。

慌てず焦らず、使う指とホームポジションを意識しながら、繰り返し練習するようにしてください。

キーボードを見ないで打ってみよう

ある程度キーボードの位置と担当の指を覚えることが出来たら、いよいよキーボードを見ないで入力の練習をしていきます。

いきなりキーボードを見ないようにするのは難しいので、まずはキーボードの絵を貼り付けたり横に置くなどして、キーボードではなくを見ながら練習するという方法から始めるのが非常に効果的です。

絵を見ながら入力していくと、頭の中でキーの位置をイメージしながら感覚で入力していけるので、タッチタイピング習得の非常によい練習になります。

配置図を見ながらある程度入力できるようになってきたら、いつの間にか何も見なくても文字入力ができるようになっていると思います。

最初はかなり疲れると思いますが、繰り返し練習していけば必ずできるようになります。

ひでくん
ひでくん

僕もこの方法でタッチタイピングをマスターすることができたよ!

上達のための5つのコツ

タッチタイピングが更に上達するコツを5つご紹介します。今日から意識するだけで、少しずつ確実にレベルアップしていけますよ。

速さよりも正確さを意識する

ある程度タッチタイピングが上達してくると、人はついつい入力の速さを意識してしまいます。

特にタイピングゲームをプレイしていると、正確性よりも速さを追い求めてしまいがちです。

でも実践で重要なのは速さよりも正確性です。

いくら速く入力できても、バックスペースキーで都度消して打ち直すなど、入力効率はかなり落ちますし、それ以上の上達がなかなか見込めません。

間違えずに正確に入力することを意識して練習しましょう。

正確性を意識すればスピードも自然とアップ!

毎日5分〜10分だけでも続ける

タッチタイピングは、毎日5分〜10分だけでも継続して練習することが非常に大切です。

「今日は忙しいな。。。」という日でも、5分間キーボードに向かうだけでもOK。

継続することで自然と指がキーの位置を覚えていきます。

継続は力なり!

キーボードを見ないクセをつける

タッチタイピングの最終ステージはキーボードを見ないこと。

最初はゆっくりでも良いので、手元ではなく画面を見ながら文字を打つ練習をしましょう。

ホームポジションを意識することでキーの位置が感覚で分かるようになり、いつの間にか手元を見ずにタイピングができるようになっています。

キーボードの絵を貼り付けて練習するのがオススメ!

タイピングゲームで遊んでみる

ある程度タッチタイピングができるようになったら、練習がてらタイピングゲームで遊んでみるのがとてもおすすめです。

ネット上には無料でプレイできるタイピングゲームがたくさんあるので、検索して好みのゲームでいろいろ遊んでみてください。

タイピングゲームにはレベルが色々とありますので、ご自分の楽しめる範囲でレベルを決めてプレイしていきましょう。

楽しみながらタイピング練習をすれば上達が早くなります。

初心者には「e-typing」や「寿司打」がオススメ!

打ちやすいキーボードに変えてみる

タッチタイピングが上達しにくい原因の1つに、打ちにくいキーボードを使っているという場合があります。

キーボードには人それぞれ使いやすい・使いにくいがあるので一概に「これ」と決めることはできませんが、普段使っているキーボードよりも別のキーボードの方が打ちやすいと感じたら、思い切ってキーボードを変えてみるのも1つの手です。

新しいキーボードを使うとテンションが上がり、タッチタイピングの練習がもっと楽しくなるかもしれませんね。

初心者には大きめのキーボードが使いやすい!

壁にぶつかった時の対処法

タッチタイピングを練習していると、いくつか乗り越えるのが難しい壁が立ちはだかることがあります。

そんな時の対処法を3つご紹介します。

全部のキーをタッチタイプしなくてもいい

タッチタイピングをどんなに練習しても苦手なキーや入力方法が必ず出てきます。

例えば記号や数字のキー・SHIFTを押しながらの入力などは特にタッチタイプではやりにくい部類に入るのではないでしょうか。

練習してもなかなか見ずに入力できないキーについては、無理せずキーボードを見ながら入力しても全く問題ありません。

タッチタイピングの大部分は日本語文字入力です。それさえ出来れば十分仕事の効率化が図れます。

なべ
なべ

苦手なキーがあっても気にしなくてOKです!

打ちにくい記号は文字入力して変換する

「 【 】 」や「 ? 」や「 _ 」など、記号を文字入力して変換するという方法があります。

例えば、「かっこ」と入力して「 【】 」に変換したり、「はてな」と入力して「 ? 」に変換したり、「あんだーばー」と入力して「 _ 」と変換するなどですね。

特に入力しにくい記号については、直接入力するよりも文字で入力して変換するほうが速い場合があります。

自分がやりやすくて、ストレスなく楽に入力できる方法を見つけましょう。

ひでくん
ひでくん

自分でいろいろ工夫してみよう!

無理に型にこだわらなくてもOK

基本のホームポジションは左手の人差し指が「F」のキー、右手の人差し指が「J」のキーとお伝えしましたが、もしご自分のスタイルにどうしても合わない場合は、それに縛られる必要はありません。

例えば、左手の人差し指を「G」のキーに置いて、右手の人差し指を「H」のキーに置く方が打ちやすいというような感じですね。

いろいろなポジションを試してみて、もし一番打ちやすいというポジションが見つかったら、その感性を大事にして練習したほうが、上達が早くなります。

なべ
なべ

実は僕もホームポジションの位置が独特です

まとめ

以上、タッチタイピングの練習方法とコツについてお伝えしました。

タッチタイピングは、毎日の少しの積み重ねで誰でも習得できます。最初は時間がかかっても、続けるうちに自然とスピードも正確さもアップしていきます。まずは1日5分の練習から始めてみましょう。

練習すれば必ずできるようになりますよ!

ABOUT ME
なべ
なべ
エンジニア
設備保全一筋20年の保全マン。
専門は電気であるが、機械関係の仕事にも携わっている。
現在は営業・設計・製作・工事までを1人でこなすハードな毎日を送っている。
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